自分のこと

性格の仮面を切り替えるということ

せっかくだから今回は見出しをつけてみた

先日、自分が自分自身の性格をどう捉えているかということを考える機会があった。

そしてそれはどうやら他の人には一発じゃ理解できないものらしかった。

なので今回は、現時点で自分自身が自分自身の性格をどのようにとらえているかというのを言語化することにした。

自分自身のことを言語化するのが大の苦手なので、ひとまずわかっているところまで。

自分自身の「性格」について

どんな捉え方をしているか

自分自身の性格について、簡単にまとめると「仮面」のようなイメージを持っている。

本来の自分がまずいて、その上に性格(人格)の仮面をつけることで、その状況や相手にうまく対応しているのだ。
※なので全くの別人の自分が存在しているわけではない、あくまで自分の性格の一面としてとらえていいかもしれない

現在どのような仮面が存在しているのかをまとめてみた。

どんな仮面が存在しているか

・本来の自分に非常に近い仮面(もしくは仮面をしていない自分)

・人生をうまくいかせるための「主人公」としての仮面

・論理的考えに特化している仮面

・本来の自分の感情とは関係なく、本来の自分のように振る舞うための仮面

その他細かいものがちょっとずつ

※ここに書いているものがすべてなのではなく、自分がはっきりと区別して使っている仮面を書いてみた

それぞれ良し悪しがあって、完璧な人格が存在しているわけではない。

例えば普段の自分であれば、他の人の心の機微に気が付けるところを、論理に強い自分は全く気が付くことができなかったりする。
※逆に普段の自分は気持ちを排除して論理のみで考えることがかなり苦手である

もともと自分が不完全な性格をしているので、それを補うために次々と生み出していった結果、そんな形の仮面が色々生み出されることになった。

いつ頃からこんな感じなのか

正直きっかけはかなり曖昧だ。

もともとそういうのが適している心の形をしているのかもしれないし、途中からそのようにする必要があってそうしていたのかもしれない。

記憶の中で一番最初にそうした記憶があるのは、小学生か幼稚園の時に、家族に対しての自分と、友人に対しての自分を分けたほうが楽だと考えたときだと思う。

高校生の時にはもうはっきりと仮面を付け替えることを意識していて、その時に今の自分の性格にあった仮面作りに成功して人生がかなり楽になった。

どんな時になぜ仮面を付け替える必要があるのか


切り替えが必要なタイミングについてもまとめてみた。

仮面の切り替えタイミングや理由

・本来の自分が得意ではない分野に特化する必要がある場合

・本来の自分で対応すると、自分が傷ついたり鬱になったりすると思われる場合

・そのままでいると、相手の思っている自分と齟齬が生じるとき(それが不利益につながるとき)

・自分が相手に見せる面をコントロールしたいとき

・ほかにもあるかもだけど今は思いつかない

仮面をつけてうまくいかない場合

先ほどの切り替えタイミングなどの運用で何か困っているかというとそんなことはない。

だが、困る、ストレスを感じる、鬱になる場合もある。

仮面をつけてうまくいかない場合

・本来の自分の心、意思、趣向と違う行動をする仮面をつけるとき
※本来の自分に戻った時に仮面の自分が行った決定に納得できないのでうまくいかない

・本来の自分に戻らない時間が長いとき
※自分がわからなくなる

・頻繁に切り替える

・「切り替える必要があるかもしれない」という緊張感がないときに突然切り替える必要がある場合
※無理やり切り替える必要がある

自分ではうまくやれているつもりでも、本当の自分でいることがやはり楽なのだ。

あと、切り替えにはなんだかんだ力が必要らしい。

対処法

うまくいかない場合があることは承知しているので、いつも取る対応パターンがある程度決まっている。

自分は下記のような対応を取ることが多い。

うまくいかない場合の対処法

・本来の自分が納得する答えを選びなおす
※ずれを修正してあげる

・本来の自分が納得する説明、論理をつける

・そのままにして心が落ち着くのをまつ
※これが一番使うし、力を使わないのでよい

結構単純な感じで治る。

現実問題として、「本来の自分が納得する答えを選び直す」のは難しく、後者二択になることがほとんどだ。

切り替えるために必要なこと


切り替えはすんなりできるかと言われればそうではない。

場合によっては代償を払った方が良い場合もある。

切り替えるために必要なこと

・切り替える必要があるという覚悟を事前にしておくこと

・切り替える時間を設けること
※緊急的に切り替える場合には、自分の本能的な危機感をあおったりすることが必要
※危機感を煽る以外の方法として、コーヒーを飲む等をすると自然と論理的な自分に切り替えやすくなる(というか、自分の感情が抑えられる感じがするので、別物かもしれない)
※何度も条件付けをすることで、特定の条件が切り替えのトリガーになる可能性があるので試してみる価値がある

要するに、急に仮面を切り替えるのにはコストがかかるのだ。

素に戻る方向に関しては比較的楽だとこの間発見した。

論理的な仮面などに切り替えるのには結構かかってしまった。

Q&Aコーナー

自分が性格についての考え方を話した時に実際にもらった質問、自分で気になったことに対して答えてみる。

Q.心は仮面ごとに存在しているの?

A.多分NO

心は一つだと思う、ただ、その心の主張が強くなる仮面とそうじゃない仮面がある
ので、他の人の心にも敏感になったり鈍感になったりする

Q.「論理的な仮面」は「集中している」状態とは違うの?

A.多分NO

違うと思う、それぞれの仮面で集中している状態は存在している
例えば普段の自分で集中していたら、相手の心の機微により敏感になる
論理の自分で集中すると、論理的な頭の回転が早くなる

Q.仮面はなるべく切り替えない方がいいの?

A.YES

素に戻るのが一番簡単
他の仮面をつけるのには若干準備が必要、自分であって自分ではないので

Q.どんな風に仮面を作るの?

一番楽な方法は、「内面、行動すべてを既存のキャラクターの真似をする」という方法だと思う
※吸収するための時間がかかるが、強力な仮面になる

他には元の人格をもとにして作る方法、0から作る等があるが、「自分」をもとにしているので弱点が一緒だったりして強くはなかったりすると思う

今のところの自分の捉え方はこんな感じだ。

もしかしたらこれはとても一般的な自分の捉え方なのかもしれないし、いびつな形なのかもしれない。

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